2008-01-01から1年間の記事一覧
この日記をつけるのはきょうが最後になるはずだ。 ※ 昨夜は十二時近くになってから電話をかけて、真紀を少し驚かせてしまった。…突然かけるにしても、それまでは、よほどのことがない限りは、(ほら、木曜日の習慣にならって)夜八時ごろを選んでいたし、遅…
何と言ったらいいのか…。 きょうは、思いもかけない一日になってしまった。 ※ 夕方、すうっと、僕の気持ちが固まってしまったんだ。 ※ いや、けさも、このところいつもそうであるように、ちゃんと目が覚めきらないうちから、『日報』に残るかフィニックス(…
明らかに睡眠不足だな、この感じ。…テープレコーダーに向かって午前三時ぐらいまでしゃべっていたからね、昨夜(というよりけさ)は。 江波さんはきょうも〔編集員募集〕の広告は出さなかった。すっかり忘れていたのか、スペースが足りなかったのか、それと…
この声の日記をつけ始めた日から数えて十一日目。 今朝は、江波さんに不意打ちを食らわされてしまった。 そもそも、いつもよりも遅く目を覚ましたのがいけなかったんだよね。あとの行動パターンがすっかりずれてしまって、あの人のところに顔を出したときも…
きょうは真紀に電話をかける日だから、話はあまり進まないかもしれない。いや、横道にそれてなきゃ、きのうだって先へ進んでいたんだろうけど、あれこれ頭に浮かんでくることがみな重要なことに思えてしまったもんだから。 ※ 今夜の[フレンズ]も再放送だろ…
先週書いておいた[海流]用エッセイ(ほら、〔日本とアメリカでは記事の書き方が違う〕ってやつ)を編集長に渡して、きょうは早々と引き揚げてきた。 もらった小切手が不渡りになったという人はまだいないようだったな。…でも、週末までは、みな、まだ安心…
昨夜はほんのちょっとしゃべっただけで終わってしまった。…九時少し前に、このホテルの住人の一人である柴田さんが僕の部屋にやってきて、それっきり、カセット・レコーダーに向かうことができなかったから。 柴田さんというのは、全部で三十五室あるこのホ…
グレイスさんが週末にカネをどこでどう工面したかは見当もつかないけど、社員たちはみな、きょう、小切手を受け取ることができた。 だれかの分が不渡りになる惧れはまだ残っているにしても、まずは、やれやれという結末だ。 ※ それにしても、会社でのちょっ…
土曜日の『南加日報』は(大きなニュースが急に飛び込んできたりしなければ)大半を金曜日までに記事の書きだめ、タイプの打ちだめをしておいたニュースで埋めるから、版下はだいたい午後三時ぐらいまでにはできあがる。 きのうも同様で、僕は四時過ぎにはも…
経理担当者のグレイス・ヒラオさんがまた姿をくらませてしまった。 グレイスさんが金曜日の午後に〔行方不明〕になるというか、〔雲隠れ〕するというか、とにかく、いなくなってしまうのは、二、三か月に一度か二度は必ず起こる(『南加日報』の社員たちにと…
昨夜はきりの悪いところで眠り込んでしまって…。(そこからはほんの四、五メーター先にある隣の大きな倉庫のレンガ壁しか見えない)窓のわきに備えてある六〇センチメーター四方ぐらいの小さなテーブルの上に投げ出した両腕に顔を埋めるようなかっこうで。 …
くたくたで死にそうだよ。 何てったって、昨夜はこの日記の第一日目だったからね。つい精を出しすぎ、夜更かしをしてしまったし、いったん寝入ってからも、脳の興奮が冷めず、眠りがすごく浅かった。 しかも、きょうはきょうで…。 ※ 他人に読んでもらう文章…
僕がほんの数か月後にこんなふうに気持ちを揺るがせていることを知ったら(ロサンジェルス市の東方五〇マイル、八〇キロメーターほどのところに位置する、人口二十二万人あまりの都市)リバーサイドの友人や知人たちはみんな、ずいぶん驚くだろうな。 だって…